2011年12月18日日曜日

なんか書こうかな

たまにはコーディング以外のことやってみたいわけで、
なんか自分でも短いシナリオを作ってみようかと思う。

ちょっと考えて候補は僕が小学生の頃に出会った今で言うニートと思しきお兄さん(推定30ちょい前位)との思い出を脚色した話。。

当時地元のちょっと大きめなスーパーていうかヤオハンにゲームコーナーがあって友達と結構な頻度で行っては極上パロディウスをやってたんだけど、お小遣いの関係上1日1回しかプレイできずたいてい3ステージめ(お菓子のステージ)で終わっていた。
でもなぜか極パロはすごく楽しかった。

或る日、僕らがくる前に先客がいた。しかも大人だ。午後3時位なのに!。その20代後半位のお兄さんは極パロをやりこんでいたのか1コインでラストステージまで行ってしまった。全然見た事もないステージだった。僕らは単純にスゲーと思った。もし極パロのプロと呼べる人がいるとすればこの人しかいないと思った。その後もよくそのゲームコーナでそのお兄さんが極パロをやっているのを目にした。

僕らはゲームコーナーに行った後はそのまま僕の祖父が運営している塾へ行くのが日課だったけど塾でそのお兄さんの神プレイと極パロの攻略についてよく話したりした。でも、相変わらず3ステージ目止まりだった。

このお兄さんのプレイの仕方について僕達は疑問を持つようになっていた。お兄さんはミカエルかガブリエルという豚のキャラを好んで使っていたのだけどなぜか自機を最高までパワーアップさせないのだ。最高レベルの一個手前までしかパワーアップさせないのだ。更に不思議なのはバリアも付けない。パワーアップやバリア取得用の条件は揃っているのにだ。

或る日僕が一人で行った時に勇気を出してその疑問をぶつけてみた。一瞬お兄さんは驚いたようだったが快くその疑問に応えてくれた。どうもパワーアップすると敵のレベルもあがってむしろ難しくなるとのことだった。特にボス戦ではその違いが大きいらしかった。なるほどと思った。それをきっかけに僕とそのお兄さんとの交流が始まった・・・・・となるかと思ったらそうはならずその後ゲームコーナで会っても特に話したりするわけではなかった。
その後僕らはそのお兄さんの真似をするようになってモアイステージまでいけるようになっていた。

更にその後重大な出来事があった。なんとコナミが極パロのスーファミ移植版を出したのだ。たしか小学5年生のクリスマスだった気がする。サンタさんにお願いしたら25日の朝枕元にラッピングされた極パロがあったのだ!!
それ以来もうお金を払ってまで極パロをやる気にはならずゲームコーナーへはほとんど行かなくなった。なのでそれ以来あのお兄さんにもあっていない。

でも今考えると変だよな。あんな平日の午後3時とかの昼間にゲームコーナーにいるだなんて。今考えるといわゆるニートの可能性が高いと思っている。ただ世の中的には白い目で見られるニートだけど、当時の僕らにはあのお兄さんが本当に神に見えた。ただただ僕らが熱中していた難しいゲームがうまいというだけなんだけど、当時の僕らは本気ですげーーと思っていた。

僕は今となってはあのお兄さんの正体についてそのように邪推してしまうようになってしまった、サンタさんの正体についても同様に実は本当は親が極パロをくれたのではないかと邪推してしまうようになってしまった。もう20年近くも前の話だなあ。


これを脚色してヴィジュアルノベルにしてみようかなとw

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